塔について III

レス数:450 サイズ:1183.21 KiB 最終更新日:2021-03-27 09:45:10

11  名前:◆NBJATnhEhM[] 投稿日:2021/02/26(Fri) 19:55:12 ID:71883176



  この砕かれた陶器たちを前にして私の頭に思い浮かんだのは、自分の住む神殿で定期的に行われている、
  
  食器の破棄処理だった。
  
  私が手に触れ口をつけたそれらの器は霊的な力を持つとされ、畏怖された。
  
  時の経過によって大きな力をつけたり、盗まれて外部に持ち出されることを避けるために、
  
  一月や半月ぐらいの寿命で食器は砕かれて土中に埋められた。
  
  そう、必ず人の手によって私の食器は砕かれなければならなかったのだ。




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